手仕事のものを使ってみて。

手仕事のものが好きだ好きだとしつこく言い続けて早数年。最初は周りにわかってくれる人がおらず、孤独だな〜なんて思っておりました。(やっぱり学生時代はなかなか難しいですね)しかしブログやインスタグラムを通して嬉しいことに民芸仲間(仲間と言っていいのかしら、同志?)もでき、嬉しい嬉しい今日この頃。

そんな私ですが、先日ついに!もやい工藝にて初のお買い物!!散々行っておいて初めてなのかい!!というツッコミを自分でも入れたくなりましたが、そうなのです。はじめて。

なぜかというと、泣く子も黙る鎌倉『もやい工藝』まず店構えからドキドキ。心臓バクバクな素敵さ。そして店内に足を踏み入れると、全国から選び抜かれた美しく実用的なものの数々。圧倒されて、未熟者の私にはクラクラしてしまって、買うのが躊躇われたのでした。

しかし、今回は授乳によって増しに増した食欲を満たすために、大きめのお茶碗を求めに!という目的もあり、店内に入ってから飯碗飯碗飯碗飯碗とこころの中で呟き続けました。

すると、はぁ〜い♪と声がした(気がした)お店の方に教えていただいたその日入荷したばかりの熊本の小代焼、ふもと窯のそれはそれは美しい。まるで春の雪がとけるような釉薬の飯碗でした。

本当は小鹿田焼や小石原焼のお茶碗にしようかと思っていたので、まさかの出会いにびっくり。

大きさも、カタチもどんぴしゃり。

しっかと抱え込んだのでした。

民芸のことを勉強すればするほど、作り手が〜とか産地が〜とか、頭で考えがちですが、やっぱり大事なのはヒトメボレだよね。(素敵に言うと直感)と体感したのでした。もちろん作り手さんや産地、材質を知ればそれはまた深くたのしめるのは言うまでもありません。

特に実際に毎日使うものに関しては使い心地が大事なのは言うまでもありません。

手に持って、使うシーンを頭で何度も繰り返し、お箸を持つ手を作って、お茶碗を持ってみて重さを確かめたり、台の高さを見たり、バランスを見たり…毎日使うものこそ拘泥りたいと思っています。

私が一番気に入ったのは、食べ終わった後の茶碗の底の美しさ。毎日、娘が泣き出さないかそわそわしながらご飯をそれでもモリモリ食べるのですが、15分の食事時間がぐーんと楽しくなりました。

先日図書館で借りて来た「暮らしの道具カタログ」で久野さんもおっしゃっていましたが、

手仕事のものを使う生活は単純に楽しい

だから手仕事のものが好きなんだと改めて思ったできごとでした。

悩む時間も含めて、とても楽しく充実したモノ選び、そして使ってからが一番たのしめる手仕事のモノ。もっとどっぷり浸かりたい。

そんな休日なのでした。

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