hazeさんに行ってきた。優しく力強い和蝋燭の炎。

先日「うつわノート」さんへ行った帰り、
ぷらぷら川越散策をしていると

私の素敵なお店センサーがビビビッと反応しました。
駆け寄ってみると、沢山の和ろうそくが。
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しかもモダン。
古い旅籠屋さんのようなお店の一回を抜いて作った店内。
壁もふるいまま、塗り直しをしていないところが良いです。

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こちらのお店はhazeさん。(ヘイズと読みます)
この名前を見てまず おっ!いい! と感じました。
なんといっても和ろうそくの原料は櫨(ハゼ)の実。
それをヘイズと読ませるなんて、センスいいなぁ。

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こちらがハゼの実。
私が森を歩くとき、気を付けている植物ナンバー2です。
なぜなら生木は見事にかぶれるから。
スタッフさんに聞いたところによると、乾燥させたハゼの実自体はあまりかぶれ無いそう。
ちなみにナンバー1はヤマウルシ。(ツタウルシの方が強いとうわさでは聞いていますが、未だ出会ったことなし。)
両方秋になると真っ赤に紅葉します。
まさに美しいものには毒が…の典型例。

そんなハゼもウルシも利用してきた日本人って、すごいですね。

ここhazeさんでは、和ろうそくに興味のあるメンバーが集まって、
昔ながらの工法を独学し、手作りでろうそくを製作、販売するお店です。

和蝋燭というと、時代劇で出てくるやつでしょ?
と思われるかもしれませんが、hazeさんでは茜やウコンなど、植物染料で染めた蝋を使って作られた
見た目も美しい和蝋燭も販売しています。
(ちなみに青系統の色は植物染めではないそうです)

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お店の中には、こんな風に作っている工程が見られるようになっています。
和紙、イグサ、蚕の繭を原料とした芯に、ハゼ蝋をかけつつ出来上がるろうそくは、表面の風合いが素朴で
とても美しいものです。

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和蝋燭の炎は、揺らぎつつも力強く、暗いところで灯すと明るさに驚きます。
アロマキャンドルと比べると、ちょっとびっくりしてしまうほど。
火というより炎のような。

おまけにハゼ蝋の割合の高い和蝋燭は、ススも出ず、だらだら溶けてくることは少なく最後まで燃えきるのが特徴です。

ちょっと、たき火をしている気分になります。あたたかい火。

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優しいスタッフさんに色々教えていただき、ふんふんと言いながら店内を見させていただきました。
どこをとっても絵になるため、許可をいただいて嬉しく撮影。

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この空間デザイン。かなり好き。
和蝋燭のイメージが変わりました。

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キャッチコピーは
「同じ火には二度と会えない。」
美しいですね。

とても気に入ったので、小さいものを2本購入しました。
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無染色のものはオリーブ色。そして桃色の草木染のものは、春らしく。
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芯を見るとしっかりしているのがわかります。

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ちなみに、hazeさんのものではありませんが、和蝋燭を灯した様子。
ほわ~っと火に魅入ってしまいます。

こうして、若い方が和蝋燭のお店を開く(しかも独学で!)という動きはとても興味深いです。
新しいチェーンのお土産屋さんが乱立してきた川越ですが、
こういったお店が少しずつ増えているし、これからも残って街に溶け込んでいって欲しいなと思いました。

3月26日は川越春祭り。hazeさんでは、和蝋燭作り体験を行うそうです。参加費は1000円。
興味のある方はHPをチェックしてみてくださいね。

きっと喜多院など、お寺や神社の桜が見事なことだろうと思います。

以上、だいぶ遅くなりましたが、hazeさんのレポートでした。

まだまだガラスのことやカゴのこと、惚れた甘酒などいろいろ書きたいことはあるのですが、
またの機会に。

 

 

 

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