先日のお休みの日、世田谷にあるギャラリー《夏椿》さんにお邪魔しました。
工芸善頓さんから歩いて10分ほど。
いつも大活躍google mapに従い歩いていくと、通りから少し入ったお宅の壁に
素敵な器が。
そう、夏椿さんです。
ひらり、ひらりと揺れる白暖簾。
どきどきしながら中へ入りました。
甕が玄関に。素敵。
室内は撮影NG でしたので、お庭の写真です。
中は品のいいお婆ちゃんが住んでいそうな日本家屋。
いろいろな作家さんの器、お盆、洋服が置かれていました。
静かな店主さん。会話もなく、静かに器を見させていただきました。
ちょっと不思議な空間。器屋さん ではなく ギャラリー という感じ。
どれも素朴だけれど、こだわりの見える品揃えです。
毎日使うものだけれど、注意深く、研ぎ澄まされている感じがしたり。
気づいたら息を止めて見ていて
お庭に出るときに ほっ…と息を吐きました。
什器はちゃぶ台や木製の味のある棚だったのですが、凛とした空気です。
きっと中に生けられていたお花の繊細さも、空気を作っているのでしょう。
菜の花が自然に活けられていました。
ちょっとした異空間を味わえたひとときでした。