優れモノ。

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もしも自分の持ち物を100個に絞るとしたら

筆記用具のなかでもコレを選びます。

pelikan スーベーレーン。

ドイツ語で【優れモノ】なんて名前。ちいさな働き者です。

この万年筆の何が良いのか。

それは手に吸いつくようなフォルムだったり、

インクをヂュ~っと吸う感じだったり、

ペン先やキャップの上に輝くペリカンマークだったり、

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ペン差しの形がペリカンそのものというお茶目さだったり。

書いても切りがないのですが、

一番は

このペンだとすらすら字が書けて、心と手のタイムラグが少ないということに尽きるのです。

インクの出が悪かったり、ペン先がぎちぎちとひっかかったり、

すらすら、時には、ぬらぬらとインクが出て文字が現れる。

そんな様子をみながら、心の赴くくままにペンを走らせる。

ゆっくり、じっくり考えて書くこともあれば、さらさらと書いてしまうこともある。

そういう私の心に寄り添って、しっかりついてサポートしてくれる。そんなペンです。

全く作家ではないし、一般人の私ですが、無類のお手紙好き。

そんな私の楽しみをささえているのがこのペンです。

また、手に入れてから数年経ていますが、年をとるごとに私の癖を覚え、手になじんでいくところも大きな魅力。

ボールペンやサインペンが、使い減りするモノだとしたら、これは育っていくというのがしっくりくるペンです。

また、インクを自分で吸引することが、楽しい!ということを教えてくれました。

自分で選んだインクを、そっとキャップを回して吸いこみ、最後に1滴落とす。

儀式めいていて、心が穏やかになる時間です。

とくにこのモデルは取り回しやすく、初心者向けとも言われています。

上野のアメ横、少し薄暗い奥まったところにあるお店で、

「本当に買うの?」とこちらが値踏みされているように見られて

背伸びをして買った万年筆。

数年経ってようやく自分の身の丈に合ってきたと感じます。

ちなみにM400がスタンダードですが、これは一周り小さいモデル。

小さいものはみなそれだけで技術的で美しいと感じさせてくれます。

私のココロを表現する、大切なツール。

そしてその名の通り「優れモノ」なペン。

もっともっと使おう、そう思うのでした。

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