先日図書館に行き、本の海から一冊手にしました。
鮮やかな写真、優しい写真、そして幻想的な写真。
それに加えてやわらかい文章。
たくさんのわくわくがつまった本でした。
「足元の小宇宙」
著者は植物写真家の埴 沙萌(はに しゃぼう)さん
にこやかなおじいさんという感じですが、文章からは植物へのあふれんばかりの愛が伝わってきました。
私自身、森にいることがおおいせいか、うんうん!とうなづきながらあっという間に読み終わりました。
「見ようと思わないと見えてこない美しいもの」それが世の中にどんなにたくさんあるか
私は森から学びました。
それをわかりやすく、写真と文で伝えてくれているのが、沙萌さんです。
沙萌さんの写真には遠く及ばないけれど、
私ももっともっと、ぴかぴかして、ふわふわして…見ているだけで癒される小さな生き物たちを
紹介できるようになりたいなと思ったのでした。
猫柳の花粉。これが「花」だと気づくまで、長い時間がかかりました。
自然の中にはまだまだこういうものがたくさんあるのだと思うと、心から嬉しくなります。