ストーリーのあるお店 川越 麻彦商店

先日川越に行った際あるお店に立ち寄りました。
川越の蔵造りに入る前、レンケイジすぐそば。

麻彦商店さん
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ぶら下がる箕がもう身もだえするくらい素敵。
ショーウィンドウに編組品の数々が…

早速入店。

このお店の凄いところは、日本各地の職人さんがつくったものが、ごく普通に並べられているところ。
この ごく普通に というのが今やもう珍しいですね。
しかも御主人は全ての品物の職人さんや産地を覚えていて(年に数回買い付けにいくそう)
それぞれのモノの持つストーリーを語ってくれるのです。

埼玉の米上げざる とか、足つきのご飯カゴとか、岩手の職人の作るスズタケ細工…
そして垂涎のあけび、やまぶどう、くるみ、沢くるみのカゴかご籠。。

そして売りつけようというそぶりもなく、朗らかに優しくそのストーリーを語り続けるご主人もまた、
自信が輪っぱのセイロの職人さん。

時間があっというまに過ぎる異空間です。

特に竹細工が素晴らしく、持ち手のついた茹でざるは御年87歳のおばあちゃんがつくっているそう。
また、岩手の竹細工は老夫婦が本体はおばあちゃん、最後の仕上げはおじいちゃんと家庭内で分業しているそう。

そのストーリーを聞くうちに、私も職人さんに会ってきたかのような気持ちになりました。

また、ご主人の奥様のもつ秋田の山ぶどうの籠(10年以上使われているそう)は、黒光りして一見煤竹?と見まがうほどの艶が出ていました。 男の人の編む籠と、女の人の編む籠の違いを聞いたり、もうその面白いこと。

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店内には上から下まで様々な日用品が置かれています。
山形の沢くるみの籠、秋田のやまぶどうの籠は本当に素晴らしかった。。いつか手に取りたいので、いまから積み立てをしようと思っています笑

ご主人いわく
「本当は商売的にはいろいろなものを置かない方が良いそうなんです。選択肢がありすぎると、迷ってお客さんは結局買わなくなる、なんてこともあるみたいだから。でもね、私はカメラでもなんでも買い物する時、どちらがいいかな~と悩んでいる時も楽しいんですよ。だからね、やまぶどうもくるみも、あけびも揃えてるんです。」と。

このお店には色々な人が来るそうです。ヘラブナ釣りのために鈴竹の市場籠を買いに来る人、つるし雛をつくるために、わっぱの枠だけを買いに来る人。もともとの用途ではないけれど、みんな自由につかっているそう。

それもこのご主人の人柄があるから、お客さんも自由に楽しく民芸品を使うことができるのだろうな、と思いました。

今回私が購入したのは、岩手の職人さんが作るスズタケのざる。
枝豆をのせてもいいね!と旦那さんと選びました。

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しばらく小物入れとして使いつつ、夏の出番を待つ予定です。
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