お正月の準備 お正月飾りを手作りする

もういくつねると…お正月ですね。

その前にクリスマスがありますが、12月13日からお正月準備が始まって、だんだんと今年も終わりだなぁ…と感じます。

と同時に、やり残した仕事があるのでは??と探す毎日。なんだかそわそわと落ち着きません。

師走 とは良く言ったものですね。

 

さて、先日寒く良く晴れた日。お正月飾りを作りました。

収穫した稲藁を綯って(縄を綯うなんて、もうあまり聞かなくなりましたね)〆縄をつくり、

植物で飾り付けをします。

毎年やっていることで、簡単なワークショップの試作。

縄を綯うところは簡単ですが、稲藁の準備など意外と手間がかかります。

そしてできたのがこちら。 結構きれいにできました。

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ちなみに作り方を書いておくと

  1. 藁を一晩水に浸しておく(重しを載せるとよく浸ってよい)
  2. 水を切った藁を10本×3選ぶ。かるく結わえて10本づつ3束に分けておく。
  3. 木槌で藁を叩いて柔らかくしておく。
  4. 3束を一つにまとめ、紐できつく縛っておく
  5. 3束のうち2束をそれぞれ右方向にねじり左に綯う。(右手側の束を手前に持ってきてねじねじ)
  6. 2束綯い終わったら、残りの1束も右方向にねじり、綯っておいた2束の間に添わせるように綯う。
  7. 輪飾りにする場合は、綯った藁の頭と尻尾を麻縄または細く綯った稲藁で止める。
  8. 飾り付けをして、幤をつけて完成。

ちなみに作業用に使われる藁は右綯い。神事に使われる藁は左綯いとされています(地域差もあるらしい)

しっかりと綯われた〆縄は結界を表し、穢れを避けます。お正月の〆縄飾りは、大掃除も終わってきちんと清められているので安心していらっしゃってくださいね と神様へのメッセージだそう。

3つの束で作るのは、親 子 孫が代々続くように。(諸説あり、ただ奇数は神事や祝い事でよく用いられます)

輪の形も演技が良いとされます。

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ひとつひとつに意味があるのですね。

飾り付けで使う植物にも意味があります。

  • ユズリハ 新しい葉が出てから古い葉が落ちるため、代が続く
  • マンリョウ たわわに実ることから、お金に恵まれる
  • ナンテン 難を転じて福となす
  • マツボックリ 神を待つ
  • マツバ 松の葉は冬でも青いことから繁栄を
  • ダイダイ 代々続く(キンカンで代用 金運?)
  • イナホ 稲の実り 五穀豊穣

というように、昔の人は身近な植物を使って年始をお祝いしていたのですね。
赤い実が入るととても綺麗です。

紙垂(幣)と呼ばれる白い紙も、穢れを払います。大切。

手が凍えてかじかみますが、こうやってぎゅっと藁を綯うと気持ちのいいものです。

スーパーで早い時期から売られていたりする〆縄飾りですが、こういう手仕事の素朴さもいいなぁなんて思いました。

本当は実取らずと呼ばれる青い稲(実をとらずに収穫する)を使って作られますが、

その年のお米をいただいた後の稲藁を使うのは、きっと実りに感謝する意味もあるのではないでしょうか。

 

最近では手仕事が見直され始め、公民館や資料館でもワークショップや講座が行われているようです。

一度自分の手で作ってみるといろいろな発見がありますよ。

お正月飾りづくり おすすめです。

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